my new gear...

近頃界隈で流行っている自作キーボードですが、私も見事にハマってしまいました。 どれくらいハマっているかというと、メルカリや通販サイトKBDfansを週4, 5回は巡回するほどです。

今回は私が作った3台のキーボードを紹介します、その魅力が少しでも伝われば幸いです。

といいつつ半分くらいは見せびらかしたいだけ

1台目: Quefrency

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最初に手を出したのはQuefrencyで、遊舎工房さんで購入しました。 選んだポイントは以下の通り。

  • 分割キーボードである
  • 60%相当である*1
  • 矢印キーがついている

分割なので最初は違和感が強いかな?と心配していましたが、私の場合は案外すんなり使うことができました。腕を広げてタイピングするのは新鮮でいいですね。

製作中はパーツを付ける順番を間違えて、70個のキースイッチのハンダを泣きながら剥がすなどのハプニングがありました。 初心者が手を出すにはやや難易度が高い品だったのかもしれません。てかちゃんとビルドガイド読もう。

2台目: TADA68

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アイボリーのキーキャップがクラシックな感じで非常に良い。こういう見た目が好み。

このキーボードでルブに初挑戦しました。 ルブというのは、キースイッチ1個1個に潤滑油を塗って打鍵感をなめらかにする作業です。 キースイッチ1個に大体1,2分かかるので、どんなに急いでも1時間以上かかります。地道なこった。

ただこのおかげで「コトコト」とした独特の打鍵音になり、満足のいく結果になりました。 軸はGateron Silent Red (軽めの静音リニア軸)だったのですが、 こういったリニア軸はルブの効果を得やすいのかもしれません。

現状、私が所有するキーボードの中で一番いい出来だと思っています。

3台目: GK64

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ただ光らせたかった。それだけ。

昔は光らせる意味なくね?と思っていたんですが、実際やってみると目立つし楽しいです。 今は会社に置いてドヤ顔してます。

でも気になる点もいくつか。

  • 独自のソフトウェアでキーマップを変更する。QMKファームウェアと比較して自由度が低い
  • キーキャップがSAプロファイル *2で背が高いため、軸がぶれやすい

まあしょうがないですね。買う前にきちんと調べましょう。

おわりに

ということで私が所有するキーボードを紹介しました。 最後に、自作キーボードを始めようか迷ってる方にアドバイスします。

  • 制作難易度はものによって差がある。不安なら即売会やリアル店舗の店員さんに聞こう
  • 軸に注目が行きがちだけど、キーキャップのプロファイルも案外重要
  • ごちゃごちゃ書いたがやっぱり見た目は大事。一目惚れしたら買え(思考停止)

偉そうなこと書いてすみません。この記事がいいきっかけになればと思います。

ちなみに記事タイトルにある "gear" は不可算名詞らしいです。 3台紹介したから複数形にするところだった。

この記事はQuefrencyで書きました。

*1:キーボードのサイズのこと。テンキー付きのフルサイズを100%とする。60%はテンキーレスかつファンクションキーなしと思っておけば問題ない

*2:プロファイルとはキーキャップの形状のこと。SA, Cherry, OEM, DSAなどがある。私の推しはOEM